2026年06月18日

powderfulという会社と、私自身のこと

powderful合同会社のホームページを、少しずつ作り直している。

作り直している、と言っても、大きな写真をどーんと置いたり、事業内容をきれいに並べたりしているわけではない。

投稿をひとつずつ増やしている。

会社のこと。
仕事のこと。
走ること。
日記のこと。
ニセコのこと。
庭のパーゴラのこと。
初孫のこと。

会社のホームページとしては、少し変かもしれない。

というか、たぶん変だと思う。

でも最近は、それでいいのではないかと思っている。

以前は、会社のホームページは会社らしくあるべきだと思っていた。

会社概要。
事業内容。
制作実績。
お問い合わせ。

そういうものをきちんと並べる。
もちろん、それはそれで大事だ。

でも、それだけを書こうとすると、どうしても手が止まる。

自分で作っているのに、自分の場所ではない感じがする。

なんだこれ。

powderfulは、大きな組織ではない。
私が一人でやっている、小さな会社だ。

だから、会社の考え方と、私自身の考え方は、どうしても近くなる。

何を見ているのか。
何を面白いと思っているのか。
どんなことに引っかかるのか。
どこへ行きたいのか。
何を残したいのか。

そういうものが、仕事にも出てしまう。

出てしまう、というより、たぶん出た方がいい。

走ることは、仕事そのものではない。
ニセコで留守番をしたことも、仕事ではない。
30年以上日記を書いていることも、庭で餃子を食べたことも、初孫が生まれたことも、直接仕事ではない。

でも、それらが全部、私の中ではつながっている。

走ることで、移動を考える。
日記を読み返して、時間を考える。
ニセコで火を見て、自然を考える。
パーゴラで餃子を食べて、暮らしを考える。
初孫の写真を見て、時間がぐるっと回る。

そういうことが、結局、powderfulの考え方になっていく。

仕事と個人を、きれいに分けすぎなくてもいいのかもしれない。

もちろん、何でもかんでも書けばいいわけではない。
ただの日記を会社のホームページに貼りつけたいわけでもない。

でも、私が何を考え、何に心を動かされ、どんなことを試しているのか。

そこに、powderfulの次の形がある気がしている。

57歳になった。

今さら大きく見せても仕方ない。
かっこつけすぎても、たぶん続かない。

それよりも、もう少し自分に近いところで作っていきたい。

しぜんだよね、と思える方へ。

そのうち、ミシンを買った話が出てくるかもしれない。
バッグを作り始めるかもしれない。
またNASに締め出されるかもしれない。

それが会社のホームページに出てくる。

やっぱり少し変だ。

でも、その少し変なところから、これからのpowderfulが始まる気もしている。

powderfulは、少しずつ、私自身に近づいていく。

そして私自身も、powderfulを通して、まだ見ぬ場所へ、まだ見ぬかたちへ、移動していきたいと思っている。